保険営業のデメリット

コロナ禍で生命保険営業に転職するデカすぎるリスク

こんにちは!

私は管理人のミヤビです。

過去、10年以上に渡り、生命保険営業(いわゆる生保レディ)として収入を得ていた経験がありますが、現在は退職して心穏やかに暮らしています。

 

数日前、大手生命保険3社の、2020年4月から5月における新規契約が昨年比4割~7割もマイナスになったというニュースが流れてきました。

コロナで対面募集ができないのが要因とのことです。

そりゃそうでしょう。

基本的に、生命保険営業の収入は歩合制です。

だから、契約が滞れば給料が減らされるの普通ですが、コロナによる緊急事態宣言を受け、生命保険各社は営業員に自宅待機を命じ、平均給与を保障するという方針を打ち出していました。

飲食店勤務や、その他サービス業勤務の方の中には、コロナで給料が激減したり、職を失ったりといった、生活を脅かす事態になった方も少なくないと思います。

そんな方たちにとって、生命保険業界の対応は素晴らしく映るでしょう。

コロナでも、収入が安定している大手生命保険業界なら安心して転職できるって?

本当にそうなんでしょうか?

 

 

今回は、コロナをきっかけに転職する方向けに『今、生命保険業界に転職する大きすぎるリスク』についてお話ししましょう。

 

事実、コロナ前後で入社した人からの相談が増えています!!

相談激増!!コロナ前後で入社した新人が辞められず…こんにちは。 今回はちょっと緊急的に更新します。 今年の4月から7月ごろにかけて、生命保険会社に入社したいわゆる「新...

 

※このブログのすべての記事は、あくまでも一人の生命保険業界にいた人間が感じた事を書いているもので、すべての方に退職をすすめているわけではありませんのでご了承いただいたうえ、最終的な退職は自己責任にてお願いします。

コロナがきっかけて生命保険業界に転職するケースが後を絶たない

以前より当ブログでは、コロナが原因で転職する場合、うっかり生命保険業界を選ぶと痛い目に合うという記事を書いてきたつもりです。

転職コンサルYouTuberの絶対にやりたくない仕事が保険営業だってこんにちは! ご覧いただきありがとうございます。 私は過去に某国内大手生命保険会社にて営業職員として10年間に渡り従事してき...

しかし、まだまだこのブログも、小さいものですし、生命保険業界への転職を志して大きな夢を見ている人がわざわざ検索してたどり着くはずもありません。

 

結果、コロナがきっかけで生命保険業界に転職するケースが後を絶ちません!!

もう、本当にすごい人数がすでに生命保険業界に入社しています。

私のもとには、すでに入社をしてしまってから、事の重大性に気づいた方が、お問い合わせフォームより助けを求めてくるのですが、その件数が以前の比ではありません。

また、私の古巣の大手生命保険会社の支社にも、コロナを契機にかなりの人が入社したと聞きます。

ほとんどの方が、飲食店等のサービス業従事者で、勤め先が倒産したり、パート勤務なのにシフトが休みだらけになったり、とにかく収入が激減したという事で、コロナの影響を受けない職場に一刻も早く再就職を決めたい!!という希望があるようでした。

緊急事態宣言後、転職市場はなかなか苦しいものですから、なかなか再就職の見通しが立たなかったり、コロナで再度自粛となった時に影響を受けるのはもうこりごりだという所に、生命保険会社は大きな魅力でしょう。

今までずっと転職を誘われていたのを断り続けていたのに、コロナがきっかけで「やっぱり大手がいいのだ」と考えを改めて入社したなどという人もいるようです。

ここ数ヶ月で生命保険業界に転職したかたの多くは、コロナで酷い目に遭った方のようですし、給与保障をしている生命保険業界に魅力を感じるでしょう。

そして、大手ならではの福利厚生にすばらしさを感じるのでしょう。

しかも、辛い辛い転職活動をしなくても、または辛い辛い転職活動中の人にとって『即正社員になれる』というのは、生保レディという仕事のイメージの悪さ以上に、それをやってみてもいいかな?なんて思わせるほどのパワーがありますよね。

では、その、給与保障、福利厚生、正社員という3本柱が、本当に転職する価値があるほど機能しているのか、ひとつづつ見ていきましょう。

コロナで募集出来なくても給与保障があるという魅力のウソ

今、生命保険会社は、採用に一段と力を入れています。

コロナによる訪問自粛後はその誘い文句に「コロナでみんな自宅待機していたけれど、会社はお給料を保障しているんですよ」というモノが加わったようです。

コロナで給料に打撃を受けた人にとっては【コロナでも給与保障】のキーワードは大きな安心材料になることでしょう。

しかし、現状は生命保険会社はもう自粛はしていませんし、むしろその逆。

日々発表されるコロナ感染者がどんどん増えていく状況にあって、緊急事態宣言が出ていないのだから通常営業だというスタンスですよ。

自粛していた分を取り戻せと言わんばかりに、訪問は自粛ムードが下火になった現状では活発化させています。

それに加え、メールアドレスの収集や、顧客への電話など、コロナで対面がまたできなくなった時のために、非対面でも募集できるような方法を模索しています。

もう、各社はノルマは元通りです。

しかし、官公庁や大手企業などはコロナをきっかけに生保レディの出入りを制限しているところもあります。

このような官公庁や大手企業は生保レディにとっては重要な保険募集の拠点であるのに、緊急事態宣言後も出入りの許可が出ないところもあり、なかなか思うように動けない。

そこで、既存顧客への追加販売や身内(つまり、親兄弟、親戚、友人等)への提案に力を入れているのが現状です。

そのような狭い範囲で、どうにか頑張って成果を出していかなければなりませんし、もうノルマも今まで道理に戻っていますよ。

今までよりも、ずっと募集環境は悪いと思いますし、思うような成果が出なければ、歩合給は上がりません。

 

生命保険会社が給与保障したと言っても、ほんの数ヶ月の事なんです。

それができるだけでもすごい!という声が聞こえてきそうですが、確かにその通りかもしれません。

が、そのほんの数ヶ月の給与保障した実績を広告にして、大量の新人を採用しているのですからね。

また、給与保障ができるだけの余剰資金が生命保険会社にはあるのですが、それだってお客様から徴収した割高な保険料から出ているモノですからね。

 

あと、もう一つ気になるのが、生保レディの給与システムは、前月の成果がすべてなのではなくて、過去数年にわたって入ってくる歩合のようなものがあるんです。

そのロングスパンで入る歩合の評価は別に保障していませんよね。

たしかにコロナで自粛中から、数ヶ月分の給与の平均金額は保障しました。

しかし、成果が出たという形で保障しているわけではないわけですよ。

 

ですから、保障給に胡坐をかいて本当に2~3ヶ月募集がまともにできていなかったら、後々大ダメージが待っている。

そういうシステムのはずです。

でも、そんな細かい事はすっとばして、給与保障したという事実のみを大きく宣伝して、多数採用できたら…

給与保障分くらいはペイ出来そうですし、それくらいの気持ちで給与保障をしていたのでは?と思うくらいです。

大手生命保険会社のやり方というのは、本当に賢いし、ただでは起きませんよね。

安定した『正社員』というまやかし

以前にも記事に書きましたが、生命保険営業は正規雇用ではありません。

生保レディは正社員ではありませんようこそ、ご覧いただいてありがとうございます。 私は国内大手生命保険会社に10年以上勤務した経験を持つ管理人です。 10年の...

生命保険営業は法的に正規雇用と言われる存在ではないので、求人募集する時に正規雇用とは絶対に言いません。

正社員というのは言葉の定義があいまいですので、生命保険会社は「安定した正社員を目指しましょう!」とか言います。

その結果、正規雇用だと思う人が後を絶ちません。

そして、立場的にはパート勤務よりは安定していると思いますが、正規雇用と比べれば安定とは言えませんのでご注意くださいね。

また、収入面では、かなり増減が激しいため、安定とは程遠いです。

特に入社1年から2年目などなかなか安定しません。

私は生保レディ現役時代、査定をしっかりクリアして在籍していました。

その中で、とてもお給料を多くもらったと思った時もありましたが、体調が悪かったり成績不振の2~3ヶ月続いた時などは、かなり苦しい生活になってしまったのも事実です。

生命保険業界の謳う安定が何なのかはわかりませんが、給料面では毎月しっかりとノルマをこなし、短期での解約も無い状況が続かない限り、安定という事はありません。

 

現在、すでに5年以上のキャリアを有している生保レディで、そこそこのお客様がついてる方は収入面では安定しているでしょうね。

また、このくらいになって、やっと福利厚生の恩恵を受けられるようになるはずです。

生命保険業界において、5年以上働くという事自体かなり大変な事なんですが、ここまでくると、コロナであまり新規の募集ができないとしても、たとえ大手企業から活動を断られたとしても、細々と既存顧客から広げることはできるでしょう。

ただ、それでも胡坐をかいてサボってしまったらあっという間に足場が揺らぎます。

企業活動等が難しいのであれば、今までにまして既存顧客や、この状況下でも出入り可能な企業や官公庁に対して、しっかりと訪問をして募集しなければいけません。

 

結局のところ、何年働いても、ノルマが無くなることはありませんし、数ヶ月の給与保障などよりも、今後の展望が真っ暗なのが生命保険業界だと私は考えています。

生保レディは無くなる職業の第2位という現実こんにちは。 ようこそお越しくださいました。 このブログは、生命保険業界で営業をしているがやめようか迷っている方と、...

今から生保レディになって成功する人の条件はコレ!

生保レディとして成功することを夢見ている方がいるとして、今からでも成功できる方法をお知らせしましょう。

お先真っ暗な生保業界ですが、やろうと思えばまだ可能性は残されています。

 

生保レディとして、大人数に対して効率よくアプローチできる企業や官公庁などの事業所というのは、大変ありがたい存在ですが、今から開拓していくのは困難なのです。

既に開拓済みのおいしいは事業所は普通は先輩が牛耳っていますが、場合によってはそういう所をおすそ分けしてもらえるラッキーもあるかもしれません。

しかし、過去出入りできた事業所が、どんどん出入り禁止になっていく状況の中で、コロナの影響でさらに状況は悪くなりました。

このような、大人数にアプローチできる事業所は今から広げるのはキツイでしょう。

それは、もはやコロナとかの問題ではなく、個人情報保護の観点等からも厳しくなっているんです。

 

あなたが生命保険業界に入社したとして、半年の間、あなたがアタックするのは縁故関係者です。

つまり、親兄弟、親戚、友人、前職の同僚、部活の後輩、ママ友、近所の人、良く使うクリーニング屋の受付…もうあなたの知っている人すべてにアタックするのです。

まともに成果を上げていくには、もうそれしかありません。

そして、サービス業や小規模な事業所で出入りさせてもらえるところをコツコツ探す。

これしかありません。

縁故関係者にあたりまくれば、そこそこの成果は出るはずです。

ここからが問題です。

あなたが多少顔が広く、どうに勇気を出して縁故関係者に声をかけて保険を募集していくと、早い人で半年、長くても2年も持たずに玉切れを起こします。

もう知っている人に保険の話はしつくした…断られて連絡がつかない人もいる…

保険の話をする人がいない!!!という状況が訪れます。

そんな状況になった時、コツコツとでも事業所を回っていればそちらからの成果も見込めるのですが、今はそれが難しいのです。

そして、未来も暗い、大人数にアプローチする道はどんどん狭くなる一方。

 

しかし、このような厳しい募集環境でも、保険の契約をいただき続ける方法があります。

 

その方法は、縁故関係者に保険の営業をしたとして、それだけには留まらず、さらにその方の家族や知人や友人を紹介してもらうようにして、ツテを頼り続けるのです。

最初はあなたの友人1人から保険の契約をもらったとして、その友人、その親戚、その後輩、その知人、など、なんでもいいのでツテを紹介してもらう。

そして、その先にあたり続ける。

このネットワークを広げていく手法しかありません。

このような手法に対し、全く抵抗が無いというあなた、どうぞ生命保険業界に飛び込んでみてください!!

大成功すること間違いなしです。

 

では、この手法に抵抗があるという方、いったいあなたはどこから保険を募集する予定なのでしょうか?

例えば、あなたがコロナで失職したとして、安定した生命保険業界に来たとしましょう。

この世界では、会社側の説明通りの安定した立場を築くには、保険の新規募集が絶対条件です。

会社側も、現状は大きな事業所からの募集が厳しい事をよくわかっています。

だから、入社した新人の家族や友人、知人は当然、保険募集の大切な基盤とみなしていますし、縁故関係者からどうやって募集させるのかをまとめて、マニュアル化しています。

もし、抵抗があるのだとしても、一斉に始まった研修で、保険の話をしに行くお友達のリストアップをするというカリキュラムがあったりします。

そうなった時、このブログを見つけて、あわてて退職をしたいと問い合わせする人が多い事…

 

今から生命保険業界に飛び込むのであれば、縁故関係者に声をかけるくらいの勇気がないと難しいと考えてくださいね。

それが無理だとして、どこから保険を募集するのか、よくよく考えてみてください。

 

保険会社に見切りをつけて、使えるスキルを磨こう!

・大企業で安定していると聞いたけど、結局は不安定な給料に続けていく自信がない

・入社前に聞いていた魅力的な話と現実が乖離しているので不満だ

そんな気持ちをもって生命保険業界に見切りをつけようとしている人もいますよね?

私のもとに、お問い合わせフォームより生命保険会社入社後に助けを求めてくる方が多くいますが、入社前と聞いていた話が違うというのはよくあることなんです。

そして、退職したいという事でご相談してくださるのです。

 

ただ、生命保険業界って辞めても次の転職先が結局はまた保険業界になってしまう事があるんです。

それだけ、この業界外で使えるスキルや知識がつかないのが生保レディの仕事です。

だから、今後は生命保険業界に見切りをつけるという気持があるのであれば、資格取得やスキルアップを目指す手もあるんですよ。

 

でも、この保険業界であと数年働いたって、結局やめるんであれば、少しでも若いうちにどこでも通用するスキルを身に着けて着実に自分の可能性を広げるほうが有意義ではありませんか?

転職市場では【若さ】というのはそれだけで価値なのですから、もし退職を検討するのであれば、無駄に生命保険会社で消費しないでほしいと願っています。

将来も通用するスキルを目指すなら介護福祉の世界もあるよ!!

私が在籍していた保険会社では、退職後に介護業界に転身する人が結構いました。

生命保険業界にいて身に着けたFP資格などは、あまり転職市場では役に立ちません。

しかし、介護系の資格というのは、一度手にしたら働き口に困ることは無いというのです!

私の元同僚も、手に職など無かったのに、無資格未経験で介護業界に飛び込んで、3年ほどで資格を上げていき、今では引く手あまたですからね。

介護求人専門サイトのカイゴジョブであれば、無資格未経験でも就業可能な介護事業所を紹介してくれます。

介護事業所は全国各地にありますが、カイゴジョブは国内最大級の介護求人サイトですから全国の求人を検索することができますよ。

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本当に家庭との両立を目指すなら在宅ワークスキルを磨こう!!

あなたは心から子育てと仕事を両立したいと考えていますか?

もし、そうであれば、在宅勤務が可能な転職先を探すことが近道です。

現在はそんな技術が無くても、在宅ワークが可能なスキルを身に着ける方法だってあるんです。

 

在宅でパソコンを使った仕事をするというイメージがつかないかもしれませんが、プログラミングスキルがあれば、フリーランスで在宅で仕事をしているという方がたくさんいます。

そもそも在宅であれば、コロナもあまり関係なく通勤の必要もありません。

しかし、生命保険業を検討した方は、プログラムなんて未経験という方がほとんどでしょう。

でも、生命保険の営業だって未経験からのチャレンジですよね。

 

そんなプログラミング未経験の方向けには、女性向けオンラインスクールも開講されています。

下記にリンクを貼ってあるGeekGirlLaboでは、プログラミング未経験の方でも、自宅で仕事を獲得できるようになるまでをサポートするオンラインスクールを開講しています。

リンク先では無料のオンライン個別相談もお申込できますので、本当に家庭と仕事を両立させなければいけないという方であれば、一度はチェックしてみてください。

 

ABOUT ME
fp-miyabi
20代半ばで大手国内生命保険会社の営業職に転職してから、10年間にわたり保険外交員(生保レディ)として働いてきました。採用やマネジメントも経験したうえで、なぜやめる決断をしたのか?やめて後悔していないのか?など、生命保険営業をやめる事について私なりの考えをブログを通して発信しています。

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