数あるブログの中から、当ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログは、生保レディを辞めようかどうしようか迷っている方や、生保業界に飛び込もうか迷っている方にとって、お役に立てる情報を配信することを目的としています。
私は、生命保険業界で10年間に渡り営業職として勤めてきた経歴があります。
ところが、10年目にして退職を決意し、すっぱりと業界から足を洗いました。
なぜ辞めたのかと言えば、そのメリットをはるかに上回るデメリットに気づき、続ける意欲が無くなってしまったからです。
そんな中で感じた生保レディとして働くことのメリットやデメリットをまとめて掲載しているのがこのブログです。
以前の記事で、訪問販売をするという事自体の大きなリスクについて書いた記事がありました。

今回は、この件について、さらに警鐘を鳴らします!
少しでも、危ない思いをする生保レディが減るように私は書き続けますよ!!
このブログの記事は、あくまでも一人の生命保険業界にいた人間が感じた事であり、すべての方に退職をすすめているわけではありませんのでご了承いただいたうえ、最終的な退職は自己責任にてお願いします。
目次
令和の時代にそぐわない!個人情報を無視の訪問販売
実は、昨日、ポストに国内の某大手生命保険会社のチラシが投かんされていました。
これがそのチラシです。

抵抗なく見てもらえるように、安価な積み立て物のチラシをばらまいているのでしょう。
このチラシは、ポスティング専門会社が広告としてポスティングしたものではありません。
個人の生保レディが、うちのポストに入れていったんです。
どの会社かをはっきりさせないため、多数赤塗りされていますが。。。

問題は右下の部分。
拡大します。
投かんしていった生保レディの個人情報ががっつり書かれています。

まず、フルネームが書かれています。
仮にササキさんとしましょう。
某社所属のササキさんの携帯電話の番号がハッキリと書いてありますし、連絡は携帯にしろと言わんばかりにマーカーが引いてあります。
涙ぐましい努力をしているササキさん。
入社何年くらいの何歳くらいの人かはわかりません。
しかし、下の名前を見ると、比較的若いおそらく20代~30代である可能性が濃厚だと感じます。
この携帯電話は、個人所有の物で間違いありません。
生保レディと言うのは携帯電話の料金は自腹ですし、営業の時もプライベートの時も、ほとんどの方が同じ携帯を使います。
個人所有の電話番号にフルネームをつけて、私の住む地域にポスティングをしているんですね。
個人情報が駄々洩れで嫌だなとか、危ないなとか、生保レディはそんなこと考えません。
普通の神経ならこんなことできませんよ。
まして令和の時代、個人情報は財産ですし、悪用されないとも限らない。
なのに、どうしてこんなことができるのか?
それは、さも当たり前のように、生保レディの皆さんやっているからです。
最初こそ、一瞬「アレ?」と思っても、周りの生保レディも、チラシに自分の個人情報を掲載してポスティングしているんです。
こうやって個人情報をまいて、成果を上げている人がいるから、周りもマネする。
「なんだ、みんなやってるから大丈夫!」という集団審理でやってしまうんでしょう。
これだけネットが発達して、個人情報が大切だと周知された時代になっても、足で個人情報が記載されたチラシをポスティングするのが生保レディなんです。
ササキさん、あなたがポスティングしたチラシを見た人の中で、危険な人物がいたとして、その人があなたの携帯に電話をかけてくるかもしれません。
このチラシのとっつきやすい積み立ての商品に加入したいと言われて、喜んで訪問したら、その先で怖い思いをするかもしれませんよ?
そんな時、どんなに恐ろしい思いをしても、会社は守ってくれません。
冷静になって考えれば、危なすぎやしませんか?
自分の個人情報、自分の命、自分の体、どうか大切にしてください。
訪問販売の高いリスクを回避できない危ない生保レディ
今回、このチラシをポスティングしたササキさんは、私が所属していた会社とは違う会社の方です。
私がこのブログを書いていると、この管理人の所属していた会社は訪問販売しているけど、他の会社は違うと考えたりしている人がいるかもしれません。
でも、生保レディのやっている仕事は、どこの会社でも同じなんです!!
これはハッキリしています。
そして、訪問販売がいくら危険でも、実際に危険な思いをした人がいて、それが裁判沙汰になっても、会社は止めるどころか推奨しています!
国内大手生命保険会社と言われるところはすべてそうです。
私の所属していた会社には、過去は別の生命保険会社にいた人もいますし、採用のスカウトした人が別の生命保険会社に勤務歴があった事もあります。
また、自分の営業現場で現役の他社の生保レディと接する機会もあるんです。
だから、あちらこちらから話を聞いているから、全部わかっていますよ。
どこもかしこも同じような仕事の進め方をしていて、それは私が入社した10年以上前から、今この令和の時代になっても基本的な部分は変わらない。
訪問販売と言う危険から逃げることができないのが生保レディなんですよ。
そして、訪問販売が危険だなんて話を社内で周知徹底することなどありません。
その逆に、優績者がやってきた営業スタイルとして推奨すらしている。
現役の生保レディで、このようなスタイルの営業を禁じられているという方がいたら、ぜひコメントで反論してください。

危険すぎる単身アパートでもお構いなしのポスティング
以前にも書きましたが、私が数年前に住んでいた単身アパートにも、この手のチラシやお料理カードがポスティングされていました。
しかも、定期的に同じ人が入れていくんです。
コレがまた私やササキさんの所属とは違う会社2社なんです。
それほど、国内大手生命保険会社は当たり前のようにどこにでも訪問販売をしているのです。
そして、単身アパートは避けましょうとか、そういう指導はありません。
「帰れと言われたら帰らないと違法行為になる」という指導ぐらいですよ。
私が新人のころ、担当のトレーナーが同行で一定の決められた住宅街にポスティングするという研修があったんです。
その時、非常に古い、単身向けの平屋が10件ほど密集している一帯がありました。
そこは借家で、トイレも汲み取り式で、とてもお金を持っている人がいないだろうという感じなんです。
ちょっと怖い感じがしたし、お金を持っている人がいるとは思えなくて、その一帯だけさりげなく避けようとしたら「選り好みせずにポスティングしろ」っていうんです!!
しかもただのポスティングじゃなく、ピンポンを押して、出てこなければポスティングですって。
もう、ほんとに嫌で嫌でたまらなかった。
後で知ったのですが、そこは生活保護世帯も入居している借家だったんです。
生活保護ってことは、生命保険は入れないんです。
でも、その担当トレーナーは個人としても度々表彰されるレベルで優秀だったし、上司からもこの方のいう事は後の財産になるから、素直にすべて聞くように言われていたんです。
だから、すごーーーーく嫌だったけれど、選り好みせずチャイムを鳴らしながら、その平屋の一帯も訪問したし、その近くにある明らかに単身向けのアパートにも訪問しました。
今考えると、本当に恐ろしい事をしていました。
その時、私がチャイムを鳴らした平屋と単身アパートの世帯はお留守だったのか居留守だったのかとにかく出てきませんでしたから、内心ほっとしました。
そもそも、アパートだろうが豪邸だろうが、住んでいる人が人畜無害な人間かなんてわかりませんよ。
相手が来るのをいいことに、よからぬことを考えている人がいるかもしれない。
もし、相手が出て来て、どうぞ上ってくださいと言われたらどうするんだろう?
そういう場合の指導はありません。
せいぜい「単身世帯への一人での訪問原則禁止」というぼんやりしたものだけ。
それだって結局は、ポスティング行為している時点で相手が単身かなんてわからないんだから、原則禁止を徹底させる事なんてできない。
罰則もない、コンプライアンス違反にもならない。
でも、優績者がやってきた営業スタイルだから、みんながマネしてるし、成果が出れば止めることはしません。
ハッキリ言います。
訪問販売は怖い事なんです!!
どんな人が潜んでいるかわかりません。
生保レディの皆さんは、訪問販売のような危険行為をして自分を傷つけないでください!!
もし、実感がわかないのでしたらぜひ、ネットで検索してみてください。
生命保険会社+PTSD+裁判
これでトップに出てくる新聞記事を読んでください。
実際に複数回事件が起きています。
明るみに出た事がないだけで、事件が起きているんです。
それから、生保レディは関係ありませんがこれも検索してみてください。
名古屋大学女子学生殺人事件
この事件は、女子大生が宗教勧誘していた77歳の女性を殺害した事件です。
女子大生は「聞きたいことがある」と言って、女性の自宅に上がり、殺害します。
殺害動機は「人が死ぬところを見たかった」という事で、相手は誰でもよかったのでしょう。
一見無害に見える女子大生だって、こういう心理でいたりするんです。
自分だけは大丈夫だと思っていませんか?
ここに書いた事件の被害者も、きっと自分が事件に巻き込まれるなどとは考えていなかったでしょう。
自分を大切にして、安易なポスティングや訪問販売は即刻やめるべきです。
保険業界に見切りをつけるならスキルを磨こう
・訪問販売のスタイルを半ば強要されているのでもう保険の仕事は辞めたい
・保険会社の危機管理体質に疑問を持っている
そんな気持ちをもって生命保険業界に見切りをつけようとしている人もいますよね?
私がそうでしたから、お気持ちわかります!!
ただ、生命保険業界って辞めても次の転職先が結局はまた保険業界だったりするんです。
それだけ、この業界外で使えるスキルや知識がつかないのが生保レディの仕事です。
だから、今後は生命保険業界に見切りをつけるという気持があるのであれば、資格取得やスキルアップを目指す手もあるんですよ。
保険ばかり売っていると、視野が狭くなりますから、今更新しいチャレンジなんて無理!!って感じている人もいると思います。
でも、この先も生命保険業界で生き残っていくのって、もっとずっと大変な事だな。。と私は考え直して思い切って仕事を変えました!!
本当に家庭との両立を目指すなら在宅ワークスキルを磨こう!!
あなたは心から子育てと仕事を両立したいと考えていますか?
もし、そうであれば、在宅勤務が可能な転職先を探すことが近道です。
現在はそんな技術が無くても、在宅ワークが可能なスキルを身に着ける方法だってあるんです。
在宅でパソコンを使った仕事をするというイメージがつかないかもしれませんが、プログラミングスキルがあれば、フリーランスで在宅で仕事をしているという方がたくさんいます。
そもそも在宅であれば、コロナもあまり関係なく通勤の必要もありません。
しかし、生命保険業を検討した方は、プログラムなんて未経験という方がほとんどでしょう。
でも、生命保険の営業だって未経験からのチャレンジですよね。
そんなプログラミング未経験の方向けには、女性向けオンラインスクールも開講されています。
下記にリンクを貼ってあるGeekGirlLaboでは、プログラミング未経験の方でも、自宅で仕事を獲得できるようになるまでをサポートするオンラインスクールを開講しています。
リンク先では無料のオンライン個別相談もお申込できますので、本当に家庭と仕事を両立させなければいけないという方であれば、一度はチェックしてみてください。

将来も通用するスキルを目指すなら介護福祉の世界もあるよ!!
私が在籍していた会社では、退職後に介護業界に転身する人が結構いました。
生命保険業界にいて身に着けたFP資格などは、あまり転職市場では役に立ちません。
しかし、介護系の資格というのは、一度手にしたら働き口に困ることは無いというのです!
私の元同僚も、手に職など無かったのに、無資格未経験で介護業界に飛び込んで、3年ほどで資格を上げていき、今では引く手あまたですからね。
介護求人専門サイトのカイゴジョブであれば、無資格未経験でも就業可能な介護事業所を紹介してくれます。
介護事業所は全国各地にありますが、カイゴジョブは国内最大級の介護求人サイトですから全国の求人を検索することができますよ。
まずは転職サイトに登録しちゃいましょう
私は、転職を考えた時、どうやって転職するか?などよくわからず、とりあえず転職サイトに登録しました。
もし、お住まいが都市部でしたら求人もたくさんありますし、企業からオファーが届いたりすれば自分がどういう業界から求められているのかがわかります。
どんな求人があるのか?など、のぞいてみるだけでも、かなり参考になります。
私自身、退職が具体的なっていない時に転職サイトに登録して、その時に初めて自分の価値がわかって、一気に今後どうするか?を考えるきっかけになりました。
その後は資格取得をしたり、在宅でできる仕事があったりしたので、計画的に退職まで進めることができました。
あの時、転職サイトに登録していなければ、今でもまだ悩みながら生命保険業界で時間を費やしていたかもしれません。
ちなみに私が一番最初に登録した転職サイトはリクナビネクストです。
登録したり求人を探すなどはすべて無料ですから、まだ退職の時期や次の希望業種がハッキリしなくても、一度は登録してみてくださいね。
