保険営業のデメリット

生保レディとして、心から休めた休日など無い

ご覧いただきありがとうございます。

 

あなたは、現役生保レディで、退職を悩んでいる方ですか?

それとも、入社を迷っている方ですか?

 

私は、過去に10年以上にわたって、国内大手生命保険会社で生保レディとして仕事をしてきました。

何年も迷った末に退職し、今は心穏やかに生活しています。

あんなに何年も迷ったのはなんだったの!?というくらい、退職後は精神的に解放され心は豊かになりました。

 

このブログのすべての記事は、あくまでも一人の生命保険業界にいた人間が感じた事を書いているもので、すべての方に退職をすすめているわけではありませんのでご了承いただいたうえ、最終的な退職は自己責任にてお願いします。

 

生保レディは土日に働いて当たり前!?

生保レディは雇用形態が会社と専属契約している個人事業者のようでありますが、会社員としての側面もあります。

よって、出勤義務があります。

一般的には月曜日から金曜日まで、出勤時間に出勤の義務があります。

 

時には遠方でのご契約などがあれば直行直帰という事もありましたが、基本的にはきっちり出勤するというのが普通です。

ところが、このブログで度々触れているように、土日のアポが入ることが多いんです。

 

というのも、生命保険を個人に販売する場合、その人の希望が「自宅で夫婦で話を聞きたい」という事になりがちです。

すると、仕事が休みの土日や平日の遅い時間を希望されるお客様も多いのです。

 

土日は絶対に働かないという強い意志をもって入社したとしても、平日の業務時間内だけでは思うようにご契約の数を上げることが難しいのです。

「土日に仕事をしたら、平日に振替休日が取れますよ」という事を言われた人もいるかもしれません。

しかし、実際には、毎回毎回振替休日を取るというのはかなり難しくないですか?

事前申請が必要だったりしますよね。

それだと、急だったアポなんかは申請できないし、実際に土日と働いたからといって、平日2日休んでいる人なんて見たことないです。

何かもともと用事があれば、そこは振休にするとか、予定が決まっている日程を振休で埋める程度。

あと、研修や会議や締め切りなんかがスケジュール上にたっぷり入っているから、休みを取りたくても取れそうな日が無いという事もありました。

多少の用事があっても、営業の仕事は仕事中に用事を足せるので、わざわざ休みにしなくても何とかなるのも原因です。

また、古くから働いているベテラン勢は、振休という制度自体をヨシとしていない節があります。

「成績が無ければ休日に働くのは当然だ」

ベテラン勢にそういう考え方の人は結構いますから、振休を取得したこと自体をよく思っていなかったり、ハッキリと嫌味を言ってきたりする人もいました。

 

仕事といっても、例えば午前中だけだったりするんですが、結果的には休日半分はつぶれますし、朝からスーツを着て仕事道具をもって家を出れば、全く休日気分ではありません。

土日どちらとも午前中だけ働いて、平日も振休を取らず・・・なんてやると、本当に休みなく仕事している感じで、心が休まりませんでした。

 

私は、コレは現役時代は「別にご契約いただければOK」という事で、目をつぶってきましたが、今考えるとコレが疲れ果てる原因でした。

 

いま、どうにか頑張っているあなたも、土日しっかり休めないのに平日も真面目に出勤していませんか?

もしそうであれば、もっと自分の都合に合わせて休んだりしたほうがいいんじゃないかな?と思います。

長年続けていると、あほくさくなってきますよ。

精神的に拘束されて心からの安息日などない

生保レディには毎月、締め切りというモノがあります。

この、締め切りに合わせて、毎月の数字を仕上げていかなくてはいけない。

ただ、要請されている数字に対し、締め切りまでに100%終わらせている人って、そんなにいませんよね?

拠点にもよると思いますが、要請どころか最低限を締め切りまでギリギリで仕上げるという人だってたくさんいるはずです。

 

すると、締め切り前の、木曜日とか金曜日とか、そのあたりになると「土日のアポはどうなってますか?」というような話になるはずです。

ここで見込みのありそうなアポがあれば安心ですが、そんなものなかったり、私用でアポが入れられなかったり、そういう場合もあるのです。

すると、当然数字をどうするのか詰め寄られますよね。

そして、その締め切りは、今月無事終わったとしても、来月も、その次の月も、生保レディとして勤務していれば永遠にやってくる。

 

ただ、どこの会社でも営業職には永遠にやってくる締め切りが存在します。

しかし、生保レディは、特に土日も精神的に拘束されるからキツイと感じたことがあります。

 

それは、生保レディが土日も実質は仕事をする日だからかな?と思いました。

私は土日に休んだとしても、心のどこかでは締め切りや数字の事を考えていました。

今思えば心からの安息日などありませんでした。

 

私の前職では営業事務で、現場の営業メインの人とも良く話をしたのですが、皆さん、土日は数字や仕事の事は忘れているか、忘れるようにすると言っていました。

それは「土日はどんなにあがいても仕事ができないから、考えても仕方ない」と言っている人がいて、その通りだなと思っていました。

しかし、生保レディは実質土日も仕事をする日なんですね。

だから「こうして土日に休んでいても、もしかして仕事をしたら成果が出たかもしれない、私用など入れずアポを入れるべきだったのか?」というのが頭をよぎったりしていました。

 

真面目な人は、それで精神面がやられるというのはよくありましたね。

仕事というのは、しっかりと頭や体をリフレッシュさせる安息日があってこそ、集中して取り組めるような気がします。

生保レディを辞めたほぼすべての人は、締め切りから解放された喜びの大きさをかみしめます。

 

このような生命保険業界でも、休日は割り切って、心からの安息を得ることができる!という人だけが、業界を長く続けて行けるという、まれな人材と思いますね。

土日・昼夜問わず仕事の電話がくる

想像に難くないと思います。

個人相手の営業マンの持っている携帯電話にどれだけの電話がかかってくると思います?

 

お客さんは入院したり、事故に遭ったりすると、とりあえず携帯を知っている保険屋の○○さんに電話しなくちゃ!と思ったりするんですね。

それは丁重に対応しなければいけません。

いざという時のために加入した保険なのに、いざという時に無碍にするわけにはいきませんから。

 

それが、べつに毎週土日は電話がじゃんじゃんかかってくるって訳じゃないんですよ。

意外とたまにかかってくるくらい。

でも、いつでも電話がかかってくる可能性があるというだけで、私の心は休まりませんでしたね。

そして、携帯電話に着信がくると、けっこう嫌な感じなんです。

これは、営業経験のある人ならわかるでしょう。

電話の取次が面倒とか、そういう事じゃないんです。

電話の着信自体がちょっと怖いんですね。

お客様側からの電話って、あまりいい話じゃないことがほとんどですから。

 

しかし、お客さんのいない新人さんなら、お客さんからの電話が来ることはほぼ無いでしょう。

新人さんの携帯電話は、別の角度から電話がかかってきます。

それは、会社の上司やリーダーです。

あなたの動きをトレースしたり、成果の動きを確認するため、連絡とをりたがるものなのです。

今ならLINEでメッセージ送る人もたくさんいるとおもいます。

たまに、土日に動いていないと嫌味を言うタイプの上司やリーダーがいます。

新人さんは、この手の土日働いてなんぼタイプの人の下で働いていると、土日も平気で電話してきては「成果どうなってますか?アポ入りましたか?」とか言われますよね。

これが嫌で辞めた人もいます。

土日にかかってくる電話にびくびくして、心が休まらない休日を何度も何度も繰り返して、ついには心がパンクするんですよね。

 

普通、週休二日制の企業で、上司が土日に数字の状況を電話で確認してきませんよね?

生保レディに安息日が無い象徴みたいな出来事です。

そして、電話してくるほうは、休みのところ悪いな…なんて、あんまり思ってません。

でも、表向きの採用条件には「完全週休二日制」と書いてある。

だまし討ちみたいなものですが、よく考えれば、個人相手に商売して「完全週休二日制」というのがそもそも怪しいものですよね。

 

心から休めない事で苦しくありませんか?

もし、あなたが生保レディで、長い事、心から休めていないというのであれば、この先も読んでくださいね。

 

私は、ずっと「土日働いても成果が出ればうれしいし、収入もあがるし、私用が無ければ土日働いても平気」だと自分をだまして働いていました。

しかし、心から休めないというのは、じわじわと長い時間をかけて、私の心を蝕みました。

 

私の勤務先には、こんな事を言う人がたくさんいました。

「ゴールデンウィークはゆっくり休むために、早めに数字を出しましょう」

「年末年始、心から楽しむために、しっかり成果を出してから連休に入りましょう」

 

これは、つまり「成果が出なければ大型連休も働くべきだし、精神的にも開放されたいのであれば成績を出してから休め」という事ですよね。

生保レディは数字がすべてですから、ある種当たり前の事です。

これが当たり前の業界なんです。

 

このような言葉をかけられると、普通の土日も、大型連休も、数字が上がっていなければ心から楽しむことはできません。

私なんて、新婚旅行すら思いっきり楽しめなかったです。

 

私は真面目過ぎたのかもしれません。

でも、これに心が壊れたような人をたくさん見てきました。

やはり、どこかで心と体をしっかり休ませてこそ、そして、プライベートや家庭の充足感があってこそ、仕事をがんばれるんだと思います。

 

それなのに私は、最終的には、夫に対し当たるようなことがあったんです。

恥ずかしいですが、最低な事をしていました。

結局は他にも様々な事情が複合的に積み重なって、退職を決意しました。

 

しかし、休みがロクに取れずに心が疲れて、家庭にもそれを持ち込めなくて、それってすごいストレスですよね。

ただ、家庭に心の疲れを持ち込むって、本当によくない事なんです。

だから、自分がもし、家庭にストレスを持ち込んで当たっているかもしれないな…

と気づいたのであれば、怖がらず、まずはその事実を認めてください。

そして、手遅れになる前に、子供でも旦那さんでも、当たってしまっていたのだったら一度「ごめんね」と言うとお互いの心が癒されると思います。

 

そして、すぐやめるとか、そういう事でなくても、きちんと心と体を休ませる強い意志を持つようにしてくださいね。

これで、家庭が壊れた人が何人もいます。

成績がすべての業界ですから、そこにずっといる人間にとって、成績が出ていないで休暇を心から楽しむなんてできない!!というのが常識なんです。

でも、みんながみんな、そういうメンタルを持っているわけじゃありません。

 

だから、そのような言葉を真に受けず、まずは自分の心と体、そして家族との調和を第一に考えていいのですよ。

 

その仕事、あと20年続けますか?

あなたがすでに生保レディとして勤務しているとして、現在の年齢が45歳くらいまでであれば、あと20年同じことを繰り返すことになります。

また、ハローワークの求人などは、見ると年齢制限が40歳までというのが本当に多いんです!

あなたは、心から休めないこの業界で後何年がんばりますか?

その事実を正面から受け止めることができますか?

私は、家族にあたってしまう事が増えて「これは続けたら家庭が壊れる」という危険性を感じました。

事実、家庭が壊れた人を何人も見てきました。

 

生保レディの仕事がとても好きで自信をもってできる!という方でしたら、まだまだ続けることができると思いますが。

ただ悩みながら働き続けるのであれば、転職に向けた資格取得などにも目を向けてみてくださいね。

今すぐ退職するという事よりも、今から資格取得を目指したり、やりたいことを探したり、自分にできる事をたくさん探してください。

自分は本当は何がやりたかったのか、一度頭を休めて考える時間を取ってください。

 

そして、資格取得の説明会は無料で参加できるものもたくさんありますし、資料請求であれば気軽にできるところもあります。

気になる資格はどんどん自分から調べてみてくださいね。

 

ABOUT ME
fp-miyabi
20代半ばで大手国内生命保険会社の営業職に転職してから、10年間にわたり保険外交員(生保レディ)として働いてきました。採用やマネジメントも経験したうえで、なぜやめる決断をしたのか?やめて後悔していないのか?など、生命保険営業をやめる事について私なりの考えをブログを通して発信しています。

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