保険営業のデメリット

私が約1年間の産休育休明けに受けた仕打ち

当サイトにお越しいただきありがとうございます。

あなたは、生保レディとして働いている方ですか?

それとも、これから生保レディとして働こうか迷っている方ですか?

 

私は、生保レディとして10年以上キャリアを積んできた経験があります。

その間、うれしい事もたくさんありましたが、結局は保険業界や仕事に対して嫌気がさして退職をしました。

 

生命保険業界は、生保レディを募集する時に、産休育休がとりやすいという事を餌にします。

私も、前職ではその辺の不安があったので転職を決意したのです。

しかし、私が実際に産休育休を取得し、その後復帰したときに受けた仕打ちには絶望しました。

現実は甘くないという事を多くの方に知ってほしくてこの記事を書きます。

 

ここ最近は、コロナウイルス関連の記事や金融崩壊の危機等についての記事を書いていますが、そちらのアクセスはほとんどありません。

皆さん知りたいのは生保レディの実態だという事がわかりましたので、従来通りの記事も更新していきたいと思います!

しかし、コロナ関連の記事もよかったら見ていってくださいね。

コロナ金融崩壊による新時代の始まりと保険会社の行く末当サイトにお越しいただきましてありがとうございます。 私は、過去10年間に渡り、国内大手生命保険会社で生保レディとして勤務...

このブログのすべての記事は、あくまでも一人の生命保険業界にいた人間が感じた事を書いているもので、すべての方に退職をすすめているわけではありませんのでご了承いただいたうえ、最終的な退職は自己責任にてお願いします。

また、産休育休明けにすべての生保レディが同様の扱い受けると限定したものではなく、私自身の経験を記事にしたものですのでご了承ください。

産休に入ること自体『みんなに迷惑かけるんだから』

私は、生命保険会社に入社してから5年以上キャリアを積んで、結婚し出産しました。

入社して、半年や1年もたたずに妊娠したわけじゃないんです。

突然のおめでた婚だったわけでもありません。

 

それでも産休に入ることを「みんなに迷惑をかける」と言われ、産休に入る前から精神的にはかなり追い詰められました。

生命保険会社というのは、今後子供を設ける可能性のある女性に対し、生保レディを募集する時はやたらと「産休育休実績」なんかをアピール材料にしていますよね?

生保レディとして入社を決めた時、私もいつかは安心して産休育休など取れるのだろう、というのを期待しているところがありました。

 

ところが、そんな期待は裏切られます。

そもそも、妊娠する前から、私の妊娠時期に干渉するような発言をする人がいました。

 

一般的に、出産可能年齢の女性が結婚すれば、仕事のタイミングなどはあると思いますが、いつごろまでに出産したいとか、そういうことを考える人は沢山いるはずです。

私の場合、30代半ばでの結婚でしたから、出産に関してはあまり悠長な事は言っていられない状態でした。

女性の出産にはタイムリミットがありますし、30代半ばという年齢は、1ヶ月1ヶ月が貴重なんです。

それでも私の勤務する支社の偉い人(役職はふせます)は結婚を報告した直後から、子供を設けるタイミングについて干渉するような発言がありました。

支社のトップ3に入るような立場の総合職の人間が、私との面談でハッキリ言ったんです。

「あなたの立場であれば、お子さんを設ける時期は、査定時期など見ながら考えなければいけない」

そういう内容の発言を30代半ばの女性にするというのは、まともな会社ではちょっと考えられません。

頭では思っていても、言葉に出したらマズイというのが大企業的な常識だと思います。

 

 

今考えれば、その査定時期というのも、この発言をした「偉い人にとって都合のいい査定時期」を指すものでした。

今考えればトンデモナイ話ですが、私はわりと素直にその指示に従い、ある一定の期間を経過してから、念願の妊娠に至りました。

結果的には、その指示に従い、偉い人にとって都合のいい時期に妊娠したのですが、妊娠が難しくなったりしなかったのが救いです。

もし、指示に従っても、タイミングよく妊娠できず、査定的にまたマズい時期になったら、再度妊娠に待ったがかかったのでしょうか?

もし、妊娠可能なタイミングを逃し、不妊などに悩むことになったら、何か責任を取ってくれたのでしょうか?

 

まあ、それに従った私が一番バカなんですが、それでもタイミングよく妊娠して、それは本当に奇跡だと思っています。

 

そして、一定の期間は指示に従い妊娠せずに待ったのだから、誰にも文句を言われる筋合いはないと思っていました。

ところが前述の偉い人には、産休直前に「そもそも産休に入るという事自体がみんなに迷惑をかけるんだから」と言われてしまいます。

妊娠中で体調もすぐれない中、このような言葉をかけられて、私は精神的にすごく追い詰められました。

どう答えていいのかわからず「すみません」と一言謝ったんですが、完全にマタハラではないでしょうか?

 

ですから、生保レディは「妊娠出産があっても続けられる」というのは人集めのためのアピールポイントであって、平気でマタハラ発言する人が支社トップにいるような会社もあるのです。

各支社の総合職でいる偉い人達(具体的には部長クラス以上)というのは、自分たちがその支社にいる間は、なるべく多くの生保レディを人員として確保したいわけです。

大体3年前後で皆さん転勤になりますから、その間に辞める人数は少なく絞り、採用はより多くしたいわけです。

だから、産休で休まれるなんて最悪だったんでしょう。

「産休なんて、自分が転勤になってからにしてくれよ!!」とハッキリ言ってくれればいいのに、そうは言いません。

でも、要はそういう事だったんです。

入社前にはあれだけ「産休育休もバンバンとってます」といっておいて、実際にとろうとしたら「迷惑」だなんて。

そりゃないよって思いませんか?

 

育休中には早期復帰を求められる

生命保険会社というのは、生保レディの頭数で勝負しているフシがあります。

各社とも、本当にとにかく保険募集の成果よりも生保レディの数を増やすほうが優先事項です。

そんな中、産休育休など取得している人間は迷惑な存在なのです。

育休中なのであれば、一刻も早く復帰してほしいというのが実情です。

 

育休の人間が復帰さえすれば、採用しなくても1名増ですからね。

この業界になじみがなければ意味不明でしょう。

 

私も育休中、保育園さえ決まっていないのに「早く戻れないのか?」というようなことをたびたび言われました。

私の場合、0歳児の中途入園は難しい地域でしたので、0歳児クラスの4月入園を目指すつもりでした。

 

それなのに、早く戻れないのか?と何度言われたかわかりません。

私は、自分が早く復帰したいと思っていても途中入園が不可能なのだから、4月しか無理だと何度言っても何度言っても「早めの復帰」の事ばかり言われ、うんざりでした。

ついには「生後2ヶ月でおばあちゃんに預けて復帰した人もいる」とかめちゃくちゃな事を言われました。

 

実際は4月入園だって、1歳の誕生日前に預けて復帰するわけっですから、私にとっては十分早めの復帰だと思っていたのですが、会社はそうは思っていないのです。

本当は、産後休暇の産後8週で即戻ってほしいんですよ。

中には、保育園に預ける事の出来る生後2か月で入園させて復帰した人がいるのですが、そういう人を良い例として研修材料としてビデオ化したりしています。

 

私はそのビデオを研修で見せられて、愕然としました。

首も座らない我が子を保育園に預けて働く女性はある意味素晴らしいです。

しかし、産休育休取り放題!のような触れ込みで募集しておいて、コレはあんまりじゃないですか。

だましですよ。

『当社の充実した福利厚生では産休は3歳まで取得可能』など書かれた採用チラシを配りながら、1歳にもならない子供を早く預けて復帰しろと言ってるんですから、ダマしと言われても仕方ないでしょう。

 

私の同僚で、他にも妊娠出産をした人はいます。

その同僚の子供は秋生まれで4月入園の時期はまだ小さいから、1歳のタイミングで入園させたいという希望の人がいました。

ところが、4月入園の募集時期になると電話や面談でたびたび「4月入園の申し込みをするように」と要求されます。

それでも、その同僚は地域的に1歳の途中入園が可能だとわかり、4月入園の申し込みをしなかったので「あんたバカじゃないの」と言われてましたよ。

産後は安心して休めるから入社したという人、入社を検討しているという人にとって「休みはくれてやるが実際は2ヶ月で復帰してほしいんです」なんて聞いてませんよね。

そして、休み中も顧客から電話がかかってきますし、会社側からは早期復帰をせっつかれ、乳飲み子を抱えながら、とても気の休まらない育児休業となるでしょう。

復帰してから味わった本当の地獄

さて、ここからが復帰後の仕打ちの話です。

 

訪問先の事業所ネコババ事件

私の過去の勤務先は、自分が定期的に顔を出すことができる事業所をそれぞれの生保レディが抱えています。

事業所に勤めている従業員の方にアプローチしたり、時には事業所そのものから法人契約をいただけることもあります。

その、訪問する事業所というのは基本的には入社後に自分で探し出して、何とか出入り許可を取って行き続けるという、地道な活動で維持しているのです。

たびたび顔を出し、最初は相手にもされないのですが、徐々に打ち解けて、少し話ができるようになり、ようやく一人二人と契約につながる。

そういう経緯がありますから、非常に大切にしている行先です。

この事業所から契約を上げることは大変なんですが、ここからコンスタントに契約を上げるようになれば、生保レディとしては安定してきます。

 

ところが、私が育児休業の間、その事業所の出入りの権利で、まともに活動できるおいしい事業所はほぼ他の人に取られました。

実際は育休中にも、様々な理由をつけて、他の人が私の抱えていた事業所に顔を出すようになり、非常に不快な思いをしていました。

たとえば、契約のメンテナンス的な業務がある時、ほかの誰かを行かせるとか、その手の話がちょいちょい出るんです。

私は、自分が復帰してからでも可能な作業なのに他の人が行くのもちょっと嫌でしたし、事業所によっては、ここは週1の訪問が必要だからと定期訪問まで他の人が行くような話になってしまったケースもあります。

 

そして、復帰後に恐れていたことが起こります。

「あなたが育休中にほかの人が事業所を訪問してアフターしてくれていたのに、復帰したから元に戻すなんて虫のいい話は無い」と。

つまり、私が休んでいる間、徐々に私の事業所に出入りをしていった人が、私の出入りの権利を乗っ取ったんです。

しかも複数の事業所、それも通えばご契約があげられるであろう、おいしいところばかりいくつも乗っ取られました。

私は、自分が出入り許可を得て何年も育てたことなどを主張しましたが、拠点長も各リーダーも私を悪者扱いしてましたね。

 

私にとっては自分が大切にしてきた行先を食い散らかされたも同然なのに、現在定期的に行っている人から奪い取ろうとしているというような扱いを受けました。

 

この事は、辞めた今でも思い出すと悔しくて悔しくてたまりません。

思い出すと胸が苦しくなります。

マタハラの事や、その他さまざまな事は、今ではもう気持ち的にはどうでもいい事なんですが、この、事業所ネコババの事だけは、本当に今でも思い出すと悔しいですね。

だって、自分が新人のころ、頭を下げて、やっと出入り許可を得て、そして育てていった訪問可能な事業所ですよ。

それを1年休んでいる間に、乗っ取られるなんて酷いもんですよね。

 

それなのに、休んでいる間にアフターしていた、今はこの人が定期訪問している、という言い分で私ははじき出されました。

こんな事なら、私の事業所はどんな事情があっても、乗っ取り防止のために、絶対出入りするなと常にけん制し続ければよかったと後悔したこともありました。

でも、それって、育休中も一時預かりなどを利用して、定期的に事業所に顔を出すか、それこそ2ヶ月で復帰でもしない限り無理なんですよね。

私は、結局は、赤ちゃんを育てることに集中したいから、他の人が出入りするのを許してきたんです。

今振り返って「0歳児を育てている最中、無給でも、一時預かりに預けてまで、必要に応じて事業所に顔を出したほうがよかったのか?」とか「2ヶ月でどこかに預けて復帰すればよかったのか?」とか考えると、答えはNOです。

あの時、自分は子育てだけに集中してきてよかったと思います。

だって、本当にあっという間にかわいい0歳児って終わってしまうんですよ。

まして、会社からしたら良い例とされる2ヶ月で復帰などしなくてよかった。

 

 

結局、安心して産休育休など取れない業界なんです。

 

だって、私が顔を出さず、そして、私がけん制したことで他の誰も顔を出さないという状態になったとしたら、その事業所はきっと他の会社の生保レディに荒らされるでしょう。

今時、出入り可能な事業所なんて、他のどこかの会社も出入りしています。

だから、私が1年とか顔を出さずにいたら、他の保険会社が猛攻撃を仕掛けるでしょうね。

ただ、私は、同じ会社の生保レディにネコババされるくらいなら、他の会社に荒らされたほうがまだマシだと思いましたけど。

 

ちなみに、拠点が私とは違う同僚が、同じように育休を取ったのですが、その人は直属の上司がしっかりと訪問先の事業所をガードしていました。

私の場合、直属の上司が、自分の抱える別の生保レディ(主に新人)に乗っ取らせたような形です。

 

この辺の扱いは、直属の上司や上司の抱えている同僚の環境や考え方にもかなり左右されるようです。

 

給料が激安になる

これは覚悟していたことでした。

1年も休暇を取った人にとっては給与システムは非常に不利にできています。

コレは以前に書いた記事を参考にしてほしいのですが、とにかく育休明けは給料がガタ落ちします。

育休取得で給料ガタ落ちの現実こんにちは。 ご覧いただいてありがとうござます。 あなたは、生命保険業界で営業として勤務しているけれど、退職を考えて...

育休後は保障があります等の説明を受けることもあるかもしれません。

が、システム上、本当に給料は減るのです。

給料が減るのを気にする人は、それこそ半年とかで復帰していました。

乳幼児を抱えて生保レディをするのは大変!

以前から私が記事をいくつも書いていますが、生保レディは育児と両立するには非常にハードですし、かなり難しいです。

個人相手に商売するのですから、相手の都合に合わせなくてはいけないのが最大の原因です。

 

入社前に見るパンフレットに書いてある「育児と両立しやすい」という文言から膨らませているイメージがあるとしたら、全く違いますのでご注意ください。

0歳で保育園に預けて復帰したとしても、ありがちなのが子供が熱を出す事。

私は、これでたびたび呼び出されました。

締め切りの日、何とか最後の追い込みで1件プラスでご契約いただけそうなアポがあっても、子供が熱を出せばお迎えに行かなければなりません。

こんな時、上司にその旨を報告すると簡単に「そうですか」というわけにはいかないんです。

締め切りなのにどういう事なんだ!!となります。

「アテにしてたのに、どうにかならないのか?」とか「どこかに預けて行けないのか?他の人に行かせられないのか?」など言われるのは当然ですし、私だってどうにかしたい気持ちでいっぱいです。

相手の言いたい気持ちもありますが、子供の熱などコントロールできないんです。

実際には誰もほかに行く人がいないので、私が行くしかないんです。

 

また、平日の遅い時間にアポを入れなければいけないのも苦しかったです。

提案したい相手が仕事が終わってからであれば話を聞くといえば、それに合わせるしかないんですからね。

 

保険会社の言っている『子育てとの両立』なんてのは、保険募集という成果を出してこその事です。

成果も出ていないのに、しょっちゅう中抜けしているというのはやっぱり駄目なんですね。

上司やリーダに何か言われても自分は平気だという鉄の心臓ならいいかもしれません。

しかし、最終的にはお給料だってそれなりになっていきます。

 

保険の成果を出せない生保レディって「それやってる意味あるの???」って私は思いますから、生保レディとして働いている時は、どうにか成果を出そうと一生懸命でした。

お給料を上げたいという気持もありますが、それ以上に成果がしっかり出ている状態であれば、日中に用事を足したり子供に時間を割くという甘えが許されると考えていたんです。

だから、成果を出すため平日の遅い時間や土日にアポを入れていました。

子育てや家庭との両立とは程遠いのが現実です。

家庭と仕事を両立するなら在宅ワークも視野に

生保レディはとにかく新人を採用したいので、実態が伴っていなくとも、制度さえあればとにかくアピールしてきます。

妊娠出産で長期休めば、相当に不利になることは、生保レディが個人事業者であることを考えれば当たり前の事なんですよね。

でも、それを隠して、制度の整った優良企業の仮面をつけているのでご注意ください。

本当に優良企業だったら、入社した人の9割が辞めている現実はなぜなのか?と疑問に思ってください。

 

そして、すべての制度は成果を出してこそ使えるモノ。

生保業界にありがちな○○したければ成果を出せと言うやつですね。

 

採用の声をかけるときは時はいい事ばかり言いますから、あまり夢を見ないでくださいね。

 

生保レディの仕事なんて、40代でも50代でも転職する人がいるくらい、いつでも挑戦できる業種なんです。

どうしても挑戦してみたければ、今すぐじゃなくてもできるんです!

 

それより、少しでも若いうちはどこでも通用するスキルを身に着けて着実に自分の可能性を広げるほうが有意義じゃありませんか?

現在、家庭と仕事の両立を重視するのであれば、在宅ワークで自分のペースで働くのが一番の近道です。

 

生命保険業界で1~2年費やして辞めたとして、結局は何のスキルも身につかず、転職で苦労するんです。

在宅ワークを目指すのであれば、今からでもプログラミングを学ぶなど、在宅ワークに使えるスキルを身に着ける道もあると思いませんか?

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個別の相談会も無料となっているので、気になる方は下記リンクをチェックしてみてくださいね。

ABOUT ME
fp-miyabi
20代半ばで大手国内生命保険会社の営業職に転職してから、10年間にわたり保険外交員(生保レディ)として働いてきました。採用やマネジメントも経験したうえで、なぜやめる決断をしたのか?やめて後悔していないのか?など、生命保険営業をやめる事について私なりの考えをブログを通して発信しています。

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