保険営業のデメリット

転職市場で痛感した生命保険営業10年のキャリアの無価値

こんにちは!

私は、生命保険業界で生保レディとして、10年以上の勤務経験を積み重ねました。

そんな私は、現在は生命保険業界とは全く異なる仕事をしております。

 

このブログでは、なぜ保険業界を辞めたのか?や、保険業界の行く末、保険業界からの転職などについて、私の思う事をチョコチョコ書いております。

いま、生命保険会社に勤務していてお悩みの方、これから生命保険業界を目指すか迷っている方などのお役に立てれば幸いです。

 

お困りの個別の案件などありましたら、お気軽に、問い合わせフォームよりご連絡ください。

ちょっと忙しいのでレスポンスはあまり早くないのですが…

 

今日は、以前も少し触れた『生命保険営業としてのキャリアが転職市場では無価値である』という辛辣なお話をいたしましょう!

 

※このブログのすべての記事は、あくまでも一人の生命保険業界にいた人間が感じた事を書いているもので、すべての方に退職をすすめているわけではありませんのでご了承いただいたうえ、最終的な入社や退職は自己責任にてお願いします。

生保営業のキャリアが転職市場では無価値なわけ

私は10年間に渡り生命保険営業として大手生命保険会社に勤めた末に退社して、一度は転職市場で自分の価値を見つめた経験があります。

それはそれは辛い転職活動でした…

状況的に、子供が小さかったので決して楽ではない事は承知していました。

でも、10年間にわたって自分自身がやってきたことは決して楽な仕事ではないし、できる限りの事はするぞ!!と思って挑んだのですが、甘かったですね。

書類選考すらまったく通りません。

(今考えれば当たり前ですよね)

保険とは関係のない企業等からしたら、私のやってきたことや知識やスキルなどは、全く不要の物であるという現実を、目の当たりにして、正直な気持ちは非常にショックでした。

そして、なぜ、生保のキャリアが無価値化してしまうのかをじっくりと考えてみたんです。

以下は私の個人的な考察です。

違う!!という意見の方もいるでしょう。

ご意見に相違がある方は、コメントやお問い合わせフォームより、お聞かせくださいね。

 

「営業職」の求人ですら使えない生命保険営業のキャリア

転職活動を始めた当初、通える範囲にある事業所で「営業」で求人を出している会社を当たってみたこともあるのですが、これが全く書類選考が通りません。

生命保険営業のやっている「営業」って、そもそもがいわゆる「営業」とちょっと違うんですよね。

例えば、対個人営業で想像してみてください。

車とか、家とか、着物とか、おおむね高価格帯商品を提案するケースが多いのですが、どれも、相手がそもそも望んでいる商品をご提案しますよね?

ところが、生命保険営業となると、まったく保険など考えてもいない人に、保険を提案させてもらえる状況にもっていくのが仕事なんです。

生保レディの仕事は、保険の提案のテーブルに相手をつかせることが仕事の8割ほどです。

そもそも、提案させてもらえる先があるだけありがたい!というような状況ですよね。

だから、生命保険営業というのは、営業職としてのキャリアと考えると、なんだか微妙な感じなんです。

まして、対法人営業のやっている事とは全く違うので、対法人営業からも見向きもされないです。

そもそも、個人営業のキャリア自体が法人営業の世界からは別物とみなされています。

 

私自身、保険営業として10年も生き残ってやってきた、マネジメントもやってきた!という気持がありましたが、保険業界以外では全くスキルとして認めてもらえないのだとわかった時、さすがきつかったです。

多くの人脈も形成したつもりでしたが、そういうのは転職市場では価値としてみなされないですしね。

 

実は、生命保険営業のキャリアを評価してくれる業界がある!!

番外編ですが、生命保険営業のスキルを買ってくれた業界がいくつかありました。

一時期、いわゆる転職エージェントに登録していたんですが、企業側から面接のオファーが来る求人がたまにあるんです。

それは、ほぼ、不動産の土地活用の飛び込み営業でした。

空いている土地をお持ちの方の自宅に飛び込んで、その土地にアパートやマンションを建てて土地活用をしないか?という話をするんです。

非常に、保険営業の世界と似通っていますね!

私自身、転職理由には「子供との時間を取るために土日や平日の遅い時間の仕事を避けたい」というモノがありました。

上記求人は平日の夜遅くまで訪問している非常にハードな業界とのことでしたから、本末転倒という事で却下です。

というより、夜間に飛び込み訪問という事自体、生保レディ10年の自分でも無理ですね。

他にも、様々な飛び込み営業の会社からは何社かオファーがありました。

というより、飛び込み営業の会社以外からはオファーなどありあませんね。

それ以外には、生命保険業界です。

生命保険業界からはオファーが来ますが、本末転倒なので却下ですね。

転職では使えない国家資格「ファイナンシャルプランニング技能士」

生命保険業界でファイナンシャルプランニング技能士(以下FP)の取得はもはやあたりまえです。

これがまた、国家資格なので取得したときはなんだか誇らしい気持ちになりますよね。

まずは3級から取得し、志が高ければ2級や1級も目指せますし、事実取得している人もいました。

が、これがまた、転職市場では全くの無価値!!

正直なところ、FP資格は保険業界、銀行業界、不動産業界以外では本当に無価値です。

この金融関連と不動産関連の業界内では、知識的に持っていて常識というレベルだし、どの会社も取得を推奨しています。

しかし、この取得推奨業界でさえ、べつに持っていなくても問題なく働けるんです。

FP持ってないとできない仕事なんて全くありません。

なので、転職市場で「FP持ってます」なんて言っても、たいしたプラス査定にはなりません。

何かの使える資格を持っていて、プラスアルファとして持っていたらいいですね!という程度。

悲しい事に、たとえ1級を持っていたとしてもです。

ただ、FPの勉強自体は、人生の上で非常に役立つ資格ですから、資格そのものが無価値と言っているのではなく、転職市場では無価値という意味です。

ちなみに、FPを持っていると、生命保険業界からは引く手あまたですよ(笑)

都市部ですと、それでもまだ、金融や不動産への転職に使えるかもしれませんが、地方だとかなり厳しい、本当に使えないです。

志が高ければ1級を取って独立系FPとして頑張っている人もいますが、それはまた、転職とは全く違う世界の話ですしね。

生命保険業界を長く勤めたあなたが転職する方法2選

生命保険業界で身に着けた営業のスキルは、転職市場ではなかなか評価されないという事はここまで書いてきたとおりです。

だから、長く生命保険業界に勤めるということ自体、転職市場での価値という所から見ると、かなりもったいない事をしているわけです。

転職市場のなかでは『若さ』はそれだけで価値であるのに、生命保険業界に身を置いているだけで毎年年齢が上がってしまうのですから

私なんて、10年も費やしましたよ!!

それなのに、転職市場では全くの無価値!!

30代も半ばとなると、生命保険営業から別業種への転職の道は険しいのです。

(生命保険から生命保険は非常に簡単ですけどね)

その上で、長く生命保険業界に勤めているけど転職したいという考えの方がいれば、良い方法がふたつあります。

長く勤めたというのは、具体的には5年以上くらいを想定しています。

自分の顧客に仕事の紹介を頼む

5年以上も生命保険業界に勤めていれば、あなたのファンや営業職としての価値を高く評価してくれる人もいるでしょう。

中には、言い出せないけれど、人材として素晴らしいと評価している人もいるはずです。

うちの会社に来てほしいと思っている、人事権を持っている人もいるはずです。

あなたが、生命保険業界を退き別の仕事をしたいと思った時、あなたのお客様に勇気を出して「仕事を探している、何か仕事があれば紹介してほしい」と言ってみるのです。

それで転職先を見つけた人は沢山います。

生命保険業はもうきついなと思って、それをポロッとお客様に漏らしたら「うちの会社に来いよ!!」という話になったとか、そういう話はよく聞きました。

また、お客様以外にも、ご自身の家族や友人知人あたりに同じような話を振ってみてください。

保険の募集の話をするよりは、ずっと話しやすいでしょうし、相手も親身になってくれるかもしれません。

この世には、様々な事情で職安に求人を出さずに人を探している事業所があります。

また、そろそろ人を探したいとか、いい人がいれば雇いたいとか、そんな風に考えている事業所もあったりします。

生命保険会社に5年以上勤務している方であれば、ダメもとで、紹介を求めてみてください。

ご注意いただきたいのが、仕事探しの話をすると、たまにMLM(いわゆるマルチビジネス)に誘ってくる人がいます。

それはあなたが本当にやる気になって決意したのであればよいのですが、私自身はあまりお勧めできません。

間違えないようにしてください。

本当に使える資格取得や本当に使えるスキル取得に精を出す

FPは転職時には資格としては無価値ですが、転職市場で本当に使える資格は数々あります。

そういう使える資格の取得は簡単ではないものが多いですし、それなりにお金や時間がかかるものもあります。

しかし、本当に転職したいのであれば使える資格というのは強いです。

中には、若さや経験を必要とせず、仕事を探すことにつながるという「めちゃくちゃ使える資格」も存在します。

生命保険業界で日々頭を使ってきた方であれば、チャレンジする価値ありでしょう。

それでも、弁護士や医師、薬剤師、公認会計士などの資格に挑戦するのはちょっと難しいですよね。

ギリギリでおすすめできる範囲であれば…

行政書士、保育士、社会保険労務士、登録販売者、介護初任者研修、宅地建物取引士などはかなり使える資格です。

(受験資格があるものもあるので気になる方はご自分で良くお調べください)

ここに書いたもの以外にも、様々な使える資格がありますし、その気になればチャレンジすることもできます。

また、資格ではありませんが、ウェブで受講できるプログラミングスクールなどもありますので、プログラミングスキルを身につければ、在宅で仕事を受けることもできるようになります。

現状、めぼしい資格がない、あまり時間もお金もかけられない、すぐ働きたい…という方は、介護業界がおすすめです。

働き方も選べますし、働きながら資格を取る方もいます。

介護系資格は一度とれば全国どこの介護施設でも通用します。



まずは転職サイトに登録しちゃいましょう

私は、転職を考えた時、どうやって転職するか?などよくわからず、とりあえず転職サイトに登録しました。

もし、お住まいが都市部でしたら求人もたくさんありますし、企業からオファーが届いたりすれば自分がどういう業界から求められているのかがわかります。

どんな求人があるのか?など、のぞいてみるだけでも、かなり参考になります。

私自身、退職が具体的なっていない時に転職サイトに登録して、その時に初めて自分の価値がわかって、一気に今後どうするか?を考えるきっかけになりました。

その後は資格取得をしたり、在宅でできる仕事があったりしたので、計画的に退職まで進めることができました。

あの時、転職サイトに登録していなければ、今でもまだ悩みながら生命保険業界で時間を費やしていたかもしれません。

ちなみに私が一番最初に登録した転職サイトはリクナビネクストです。

登録したり求人を探すなどはすべて無料ですから、まだ退職の時期や次の希望業種がハッキリしなくても、一度は登録してみてくださいね。



ABOUT ME
fp-miyabi
20代半ばで大手国内生命保険会社の営業職に転職してから、10年間にわたり保険外交員(生保レディ)として働いてきました。採用やマネジメントも経験したうえで、なぜやめる決断をしたのか?やめて後悔していないのか?など、生命保険営業をやめる事について私なりの考えをブログを通して発信しています。

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